海自が水陸両用艇投入、被災港から救援物資輸送

 東日本巨大地震で被害を受け、港に船が接岸できないため、海上自衛隊は17日、岸壁に直接乗り上げられるエアクッション揚陸艇で被災地に救援物資を輸送した。
 揚陸艇は、宮城県石巻湾近郊に停泊している輸送艦「くにさき」に搭載されており、同日午前11時頃、がれきなどが散乱する石巻市の幸町渡波漁港に上陸し、約5000食分のおにぎりを被災地に運んだ。
 同揚陸艇は、陸上走行もでき、1艇で約50トンの物資の輸送が可能だ。




上陸する自衛隊の揚陸艇