■ビルボード東京シリーズ最終公演終了

ビルボード東京、最終日。会場は満員のオーディエンス。関係者や評論家も多く見られ、歴史的な瞬間を見守っていた。ライブ中盤、元春に招かれてステージに登場した雪村いづみのその艶やかさは、まさに永遠のモダン・ガールだ。リリースされたばかりの「トーキョー・シック」が鳴り響くと、観客からは大きな歓声が沸きおこり、二人のパフォーマンスを盛りたてた。雪村いずみとの共演は、ナットキングコールのカバー「L-O-V-E」、雪村いづみ50年代のレコードから「恋人になって」、トーキョー・シック、そしてケ・セラ・セラの4曲。サックスで山本拓夫が参加。シリーズ最後を飾るにふさわしい夜となった。ビルボード・ライブのシリーズ公演は残すところ今月15日、16日、大阪での2公演となる。