■元春 & THE COYOTE BAND - Rockin' Christmas ライブレポート
30周年アニバーサリーライブDVDが好評な中、12月19日、元春 & THE COYOTE BANDが、東京・恵比寿ガーデンホールにて行われた音楽イベント『ルルティモバーチョ アンノ11』に出演した。バンドは新たにギタリスト藤田 顕(PLECTRUM)を加え、集まった700人の観客を前に、ハード・ドライビングな演奏を繰りひろげた。セットはアルバム『COYOTE』からの曲を中心に、「愛のシステム」、「驚くに値しない」、「太陽」など、ひさしぶりの曲も多く演奏された。後半のたたみかけるような「約束の橋」は、元春とバンドが次の段階へ走り始めたことを象徴するような演奏だった。この夜、元春はいつになくMCが饒舌だった。「何かが終わり、何かが始まった」。その言葉は、2012年から始まる新しいアクションを予感させた。この後、元春 & THE COYOTE BANDは大晦日、年末フェス「COUNTDOWN JAPAN 11/12」に登場する。
《演奏曲》<佐野元春&THE COYOTE BAND>
- 星の下 路の上
- 荒れ地の何処かで
- 夜空の果てまで
- US
- 愛のシステム
- 欲望
- 驚くに値しない
- イノセント
- 僕は大人になった
- 黄金色の天使
- 月と専制君主
- ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
- 約束の橋
- ヤングブラッズ
- サムディ
- 太陽
- クリスマス・タイム・イン・ブルー
(アンコール)- アンジェリーナ
佐野元春、深沼元昭(Guitar)、藤田 顕(Guitar)、高桑 圭(Bass)、小松シゲル(Drums)、渡辺シュンスケ(Keyboard)
- 佐野元春