■『NANO-MUGEN FES.2011』ライブレポート
7月17日、横浜アリーナで開催されたASIAN KUNG-FU GENERATION主催の夏フェス『NANO-MUGEN FES.2011』に元春とThe Hobo King Bandが出演した。この日のバンドは、ギターにTHE GROOVERSの藤井一彦を迎え、ドラム、ベース、ギター、キーボードという最小編成でソリッドな演奏を展開した。一曲目は藤井一彦のプレイが光る「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」。続いて「99ブルース」「ニューエイジ」「ヤング・フォーエヴァー」と多彩なリズムとグルーヴで会場を巻き込んでいく。そして「約束の橋」ではアジカンの後藤正文を迎え入れ、ダブルボーカルによる演奏を披露して会場の盛り上がりはピークに。その熱も冷めぬうちに「サムデイ」では若い世代のオーディエンスによるシングアロングが巻き起こり、ラストの「アンジェリーナ」では元春の「景気よく行こう!」という掛け声と共に“I love you, You love me”のコール&レスポンスによって会場が一丸となった。40分の短いステージではあったが、時代を超えたロック・アンセムはどの場でも、どのオーディエンスにとっても“至福のロック体験”になることを証明する、そんなステージとなった。

《演奏曲》
ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
99ブルース
ニューエイジ
ヤング・フォーエバー
約束の橋
サムデイ
アンジェリーナ
■NANO-MUGEN FES.2011 公式サイト・ライブレポート
【Go URL】---> http://www.nano-mugenfes.com/11/report/report0717.html