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佐野元春30周年アニバーサリー、ついに完結 [佐野元春]

■元春30周年アニバーサリー、ついに完結

元春の30周年アニバーサリーは、2010年3月18日、前夜祭として開催された『アンジェリーナの日』から始まり、実に1年3ヶ月に及ぶ長い旅となった。2010年8月にはアニバーサリー・ツアー Part.1として井上鑑ファウンデーションズとのスポークンワーズ全国5大都市ツアーを決行。続く10月から年末までのPart.2は、COYOTE BANDと共に全国クラブ・サーキット・ツアーで、アグレッシブなロックンロール・パフォーマンスを展開した。ツアーの間にもレコーディングは進められ、年が明けて2011年1月26日にはニューアルバム『月と専制君主』をリリース。The Hobo King Bandと共に元春クラシックを現在に鳴らした、記念すべき作品である。そのThe Hobo King BandとのホールツアーとなるPart.3では、30年という時代の中で鳴り響いたナンバーが、最良のアレンジと演奏でファンの前に繰り広げられた。そして3月6日は、8,000人の観客と素晴らしいゲストミュージシャンを迎え、3時間半ものロック・ショーとなった大阪城ホールでのツアー・ファイナル大阪公演。その後、東日本大震災によって6月まで延期となったしまったものの、多くのファンと共に東京ファイナルを迎えることができた。

このように駆け足で振り返っても充実した内容となった元春の30周年アニバーサリー。MWSのアニバーサリー・ツアーのWebページでは、Part.1からファイナルまでのオーディエンス・レポートを掲載。さらに大阪・東京ファイナルでは、元春の盟友、伊藤銀次によるブログレポート、その他音楽メディアのレポートなども掲載しているので、ぜひチェックしてみてほしい。

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